プロポリスはやけど治療に効果があるのか

プロポリスはミツバチが作る自然由来の物です。
プロポリスは天然の抗生物質と言われる事もあるほど、優れた抗菌効果を持っています。

プロポリスはミツバチが樹木の樹液、樹皮、樹脂などを噛み砕き、唾液を混ぜてワックス状にします。
本来はプロポリスを巣の補強や、外敵の侵入を防ぐために入口を小さくするなどに使われます。
自然な物ですが、高い抗菌作用や殺菌作用があるので、巣を補強しつつ、内部を衛生的に保つ効果もあります。

プロポリスには豊富な栄養が含まれていますが、中でもフラボノイドは抗酸化作用、抗炎症作用、鎮痛作用などもあるので、医療現場ではやけどの治療に使われる事もあります。
古代ギリシャでは皮膚炎の治療や、戦いで傷ついた兵士の傷の治療に使われていたという記録も残っています。
現代では公的機関が、腫瘍細胞の増殖を抑える作用や、腫瘍細胞を死滅させる作用がある事も確認されています。

フラボノイドには高い殺菌作用や抗炎症作用がありますが、火傷による皮膚の酸化と化膿を防ぐ事ができるのは火傷の治療薬としては最適です。
自分で使う場合は市販されているプロポリス軟膏を使います。
ひどい日焼けのヒリヒリも火傷の一種ですから、こういう時にも使えます。
日焼けや火傷のヒリヒリは、プロポリスの麻酔作用が働き痛みを軽減してくれます。

おすすめの使い方は、プロポリス軟膏をそのまま幹部に塗る方法と、原液のプロポリスを馬油などに混ぜて塗る方法があります。
ただし火傷がひどくケロイドになっているような場合は、二次感染の恐れもありますし、自分で処理できる限界を超えていますので、病院に行き適切な処置を受けてください。
プロポリスが使えるのは軽い火傷や痛みがある日焼けの場合です。

プロポリスで対応できるレベルの火傷なら、化膿と酸化を防げるので、火傷の跡が残りにくいというのもメリットです。
他には水虫や皮膚炎などにも使えますが、炎症がひどい時や使用しても改善しない場合は早めに病院に行く事をおすすめします。
プロポリスを初めて使うのなら口コミも参考にしましょう。

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