プロポリスで頭痛解消!

美容と健康に高い効果を発揮すると言われているプロポリス。
プロポリスは、蜂蜜やローヤルゼリーと同様に、蜂の巣から採取できる物質です。
現在、美容と健康ばかりが注目されているプロポリスですが、紀元前のギリシャ時代から珍重されてきた理由は、当時から発達した医療効果にありました。
プロポリスが頭痛に効果を発揮すると言われる所以は、その鎮痛・麻酔作用にあります。

今回は、プロポリスの頭痛解消効果について、皆さんにご紹介させて頂きます。

頭痛や生理痛の原因となる物質の生成を抑制

すでにご紹介しましたが、プロポリスが頭痛に効果があると言われる所以は、鎮痛・麻酔効果によるものです。
プロポリスの鎮痛・麻酔効果は、古代の記録書にも記載されており、当時は直接傷口や皮膚に塗りつけていたと記載されています。
つまり、傷口を麻痺させることで痛みを和らげていたのです。

プロポリスによる鎮痛・麻酔の効果、可能性は現在も研究中です。
ですが、具体的な可能性として有力視されているのは、頭痛の原因となるプロスタグランジンと呼ばれる物質の生成を抑える効果です。
プロスタグランジンは、男性にも女性にも存在するホルモンのような物質です。

プロスタグランジンには、平滑筋の収縮、血圧降下、血管拡張、腎臓の排泄促進の作用があり、生態性能の調整作用を助けてくれる効果があります。
しかし、体内のプロスタグランジン量が多くなると、身体に痛みを感じるとされており、頭痛や生理痛にも関係していると考えられています。

このように、プロスタグランジンの生成を抑えることで、頭痛や生理痛を含む身体の痛みを和らげることができると考えられています。

風邪や感染症にも効果あり!

プロポリスには、抗炎症作用があると言われています。
これは、さきほどご紹介させていただいた、古代ギリシャ時代から伝承されている情報です。
その情報とは、肌や傷に塗布し、鎮痛・麻酔効果が確認されたプロポリスを、内服薬として飲んだとする内容です。
その結果、身体の痛みが内側から解消されたと伝えられています。
その内側の痛みの一つとして、「頭痛」があげられているのです。

古代ギリシャ時代に執筆された医学書に、プロポリスがどのように症状を改善させたのかまで刻名に伝えられており、その内容によると、劇的な速度ではないが確実な効果が認められていたようです。
当時の頭痛は、風邪のような感染症だけではなく、傷を負った傷口から菌が入り込み、頭痛を伴う症状に発展する場合が多かったとの事。
プロポリスの持つ抗炎症作用によって殺菌効果が発揮され、症状の緩和に役立ったと考えられています。

医薬品としてのプロポリス

頭痛薬としての機能・効能を期待するならば、薬局で販売されている頭痛薬のほうがよほど効果があるのは間違いありません。
なぜならば、それ専用の薬として開発されているからです。
では、なぜ頭痛・鎮痛の効果をプロポリスに求めるのか。
その理由は、副作用による身体の負担を軽くするためではないでしょうか。

プロポリスの効き目は、個人差はありますが、ゆるやかで優しい効き目です。
副作用や中毒症状等の危険性が少なく、肝臓や腎臓への負担も少ない特徴があります。
また、他の麻酔薬との相性も良く、プロポリスを服用しているからといって、医療の現場で利用できない麻酔薬はありません。

「体の調子を整える」というレベルでの効果を期待するならば、身体に負担がかかりやすい薬局の医薬品よりも、プロポリスを選ぶという選択肢は、アリなのではないでしょうか。
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