今さら聞けないプロポリス

健康食品として、確固たる地位を築いているプロポリス。
本の数滴垂らすだけで、どんな食材も健康食品に早変わり。

歯ブラシに利用すれば、口臭予防や虫歯予防にも効果があると言われています。
そんなプロポリスについて調べようとすると・・・・あれやこれやと情報が溢れ出てきますよね? 溢れる情報の中にある「本当の情報」はいったい何なのでしょうか?

「特別なプロポリス」の紹介ではなく、プロポリス本来の効果・効能について知りたい方のために、この記事はあります。
今回は、「今さら聞けないプロポリス」として、各社から販売されているプロポリスに共通する部分にクローズアップして、ご紹介させて頂きます。

プロポリスの効果は本当なの?

そもそも、本当に効果はあるの??
その答えは「Yes」です。
古代の人々は、科学的な分析など出来ない状況にありながら、プロポリスが人間にとって有益であることを理解していました。
それは、実際に利用してみた結果の統計から、経験則として効果があると知っていたからです。
大規模な戦いが起こりやすくなったのが理由だと考えられていますが、古代ギリシャ時代に現れる研究者(医者)によって、プロポリスの利用方法や活用技術が急激に発展・開発されたと伝えられています。

現在では、健康食品としての側面ばかりが注目されていますが、当時は医薬品としての効果・効能が期待されていました。
その記録も、医学書として現代に伝えられています。

そんなエピソードの一つをご紹介しましょう。
当時は、戦争などの戦いが身近にあり、切り傷や刺し傷の絶えない時代でした。
そんな中、戦士の致死率を上げていたのが、「ガス壊疽」に似た症状だったそうです。
ガス壊疽とは、傷口から悪い菌が入り、筋肉組織を腐らせてしまう恐ろしい病気です。
傷口が青色になる特徴があり、小さな傷でも生命を落としてしまう恐ろしい症状として知られています。

当時は傷を負っても戦い続けられる事や、闘争心を向上させる目的で、麻薬に似た成分の植物を利用していたそうですが、痛みを紛らわせるだけで、治癒するわけではありません。
治癒できるレベルの怪我であれば、痛みを忘れている間に完治もするでしょうが、動脈を損傷するような切り傷等には意味がありません。
それらは、現在で言うところの「麻酔」に似た物でしかなく、治療にはならないため、結果として多くの死者を出す事となり、さらに「麻酔中毒者」が多くなってしまったため、ほとほと困り果てていたそうです。

そこに、戦士として参加していた「養蜂家」が現れ、麻酔と同時にプロポリスを傷口に練り込んだ所、傷の治りが早くなり、麻酔の効果もアップしたと記録されています。

プロポリスは健康食品ではないの?

プロポリスが「健康食品」として注目を集める要因は、プロポリスの持っている抗菌・抗ウィルス作用と、抗炎症作用の副産物です。
そもそも、医療的な利用方法が検討されるほど効果がある物質ですので、健康維持には持って来いという話なんですね。
プロポリスは、健康食品でもあり、蜂が与えてくれる医薬品でもあります。

西洋医学に用いられる薬のような即効性はありませんが、昔から珍重されてきた効果・効能は伊達ではありません。
毎日続けることで、悪い菌を身体から追い出してくれる、優れた健康食品なのです。
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